「家族信託」に関するセミナーを実施しました
~<知る>から<活用>の時代へ~
現場を知る信託のプロ達から皆様にお伝えしたいこと
昨今、相続対策として注目を浴びている「家族信託」について、当事務所は11月13日、東京国際フォーラムにて、司法書士松野下事務所、スターツ信託株式会社と合同セミナー『家族信託』の未来に向けて」を開催いたしました。
セミナー第一部では、当事務所所属弁護士の飯塚と千屋が、「信託契約にまつわる法律の基礎」として講演。信託契約で定める際の注意点として、信託の目的や、目的に沿った適切なスキームを構築することの重要性を取り上げました。
第二部では、「家族信託活用事例のご紹介」として、司法書士松野下事務所の司法書士中島寛之氏が講演致しました。
講演では、一般社団法人の設立等も含めた不動産の管理・承継の実践的な事例の紹介をすると共に、家族信託には、単なる資産凍結回避や紛争防止に留まらず、信託当事者以外の第三者に二次的な波及効果があることの説明がございました。
最後に、スターツ信託株式会社営業開発部部長の鈴木真行様から、「民事信託と商事信託の使い分け」と題し、商事信託制度の活用方法のご説明がございました。
民事信託と商事信託の相違点、メリット・デメリットのご説明や、更には、信託会社に支払う手数料を考慮しても、不動産賃貸経営における不安や煩わしさを軽減するメリットが大きいと考えられるケースも多いといったお話などを、信託会社の豊富な実務経験を踏まえ、軽妙にお話いただきました。
長期にわたり安定した賃貸経営を行うという観点からのお話は非常に有益で、参加された皆様の関心も高く、皆様熱心にメモを取られていました。
当事務所は今後も、信託だけではなく、不動産や相続、企業法務など、様々な分野でのセミナーやイベントを開催する予定です。
今後の日程などは、ホームページやメルマガでもご紹介してまいります。
※当事務所では相続や資産継承に関するサービスを行っております。
パンフレットをご希望の場合は当事務所(03-5224-3801)までご連絡下さい。
紛争予防のための遺言書作成・チェックなどの個別プランや、資産や事業承継を法務・税務の面から総合的にサポートする顧問サービスプランなどをご紹介しております。
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