「家族信託」に関するセミナーを開催しました

～不動産プロの貴方が「知りません」はＮＧ！～

昨今、相続対策として注目を浴びている「家族信託」について、当事務所は11月21日、東京国際フォーラムで、司法書士松野下事務所と合同セミナー「知名度上昇中の【家族信託】をクローズアップ～不動産プロの貴方が“知りません”はＮＧ」を開催いたしました。

信託は新時代の資産管理・承継対策

セミナー第一部では、当事務所所属弁護士の千屋と飯塚が、「信託で描くマスタープラン」として講演、家族信託が抱えるメリットやリスクに加え、信託の活用方法や事例について解説しました。

弁護士千屋は、民事信託の仕組みについて、歴史や社会的背景、相続にからんだ過去の事例なども交えながら、日本における信託活用の方向性や注意点を解説しました。

※（左）弁護士千屋、（右）弁護士飯塚

続いて、登壇した飯塚は、「財産の凍結を防ぐ」「財産の有効活用」「トラブルの防止」「財産を遺したい人の意思実現」など、信託の効果を挙げながらも、「すべてにおいて信託が万能ではなくリスクも考慮すべきです」と強調しました。

第二部では、「成年後見制度の限界」「家族信託活用事例のご紹介」をテーマに司法書士松野下事務所の松野下利代代表、同事務所の内藤司法書士、中島司法書士が講演。

「民事信託（家族信託）関連業務サポートについて」について、三井住友信託銀行　日本橋営業部兼東京中央支店の稲熊様がお話しされました。

※（左）松野下先生、（右）弁護士中里
最後に、当事務所弁護士中里が、「信託は今後の相続対策として今後一層重要になっていくと思います。今後も法律事務所として、司法書士事務所はじめ、さまざまな他士業と連携をとっていきます」と挨拶して、セミナーは終了しました。

今回のセミナーには約130人のお客様にご出席いただきました。講演終了後の質疑応答では、大勢の方から質問が出されるなど、信託に対する皆様の関心の高さが伺えました。

当事務所は今後も、信託だけではなく、不動産や相続、企業法務など、様々な分野でのセミナーやイベントを開催する予定です。今後の日程などは、ホームページやメルマガでもご紹介してまいります。

※当事務所では相続や資産継承に関するサービスを行っております。
パンフレットをご希望の場合は当事務所（03-5224-3801）までご連絡下さい。
紛争予防のための遺言書作成・チェックなどの個別プランや、資産や事業承継を法務・税務の面から総合的にサポートする顧問サービスプランなどをご紹介しております。